後十字靭帯損傷(PCL損傷)について

後十字靭帯損傷と診断され、歩行や階段、運動再開に不安はありませんか?京都市右京区のCHANGE鍼灸整骨院では、医療機関での診断・治療方針を確認したうえで、身体の状態に合わせた施術と運動指導を行います。

受傷直後は、先に医療機関を受診してください

転倒や衝突の後に膝が腫れた、体重をかけられない、膝が変形している・引っかかって伸ばせない場合は、施術より先に整形外科などで診察を受けてください。膝の赤み・熱感と発熱や強いだるさがある場合も、速やかな受診が必要です。

けがの後に足先が冷たい・白い、強いしびれがある、足首や足指を動かせない場合は、血管や神経の損傷も考えられます。当院への予約や返信を待たず、直ちに救急受診してください。自力での移動が難しい場合は119番へ連絡してください。

これらの症状がなくても、靭帯損傷や骨折が否定できるわけではありません。まだ診断を受けていない場合は、まず医療機関へご相談ください。

後十字靭帯損傷(PCL損傷)とは?

後十字靭帯(PCL)は、膝の中で大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯です。主に、脛骨が大腿骨に対して後ろへずれすぎないように支え、膝の安定性に関わっています。

スポーツ中の衝突や転倒、交通事故などで強い力が加わり、部分的に損傷したり、断裂したりすることがあります。ほかの靭帯や半月板、骨の損傷を伴う場合もあるため、診察や必要に応じた画像検査が重要です。

主な症状

  • けがの後の膝の痛み・腫れ・曲げ伸ばしのしにくさ
  • 歩行や階段、運動中の違和感・不安定感
  • 痛みや腫れが落ち着いた後も残る、動作への不安や運動時の痛み

症状の強さには個人差があり、歩ける場合や、不安定感をあまり自覚しない場合もあります。痛む場所や症状だけで後十字靭帯損傷かどうかを判断することはできません。

損傷するきっかけ

代表的なのは、膝を曲げた状態で、すねの上の方に前から強い力が加わる場面です。ラグビーなどでの接触、膝をつくような転倒、交通事故で膝をダッシュボードにぶつける場合などに起こります。膝が強く曲げられたり、伸ばされすぎたりして損傷する場合もあります。

医療機関での診断・治療について

医師が受傷状況や膝の安定性などを診察し、必要に応じてレントゲンやMRIなどの検査を行います。後方引き出しテストなども評価に用いられますが、ご自身で膝を強く押したり、ほかの方に動かしてもらったりして確かめることは避けてください。

後十字靭帯損傷は、必ず手術になるわけではありません。単独の損傷では、医師の判断で装具や運動療法などの保存療法を行う場合があります。一方で、複数の靭帯損傷を伴う場合や、不安定感・痛みが残り生活や競技に支障がある場合などは、手術が検討されます。

装具の使用、体重をかける量、膝を曲げる範囲、運動の開始時期は、損傷の程度や治療方法によって異なります。自己判断で装具を外したり、運動量を増やしたりせず、担当医の指示に沿って進めることが大切です。

当院の施術・運動サポート

当院では、医療機関での診断内容と運動の許可範囲を確認し、保存療法中や手術後の方の施術・運動指導についてご相談を承ります。医療機関で受けている治療やリハビリの方針を優先します。施術で断裂した靭帯を元に戻すことをお約束するものではありません。

まず、困っている動作と身体の状態を確認します

受傷時期、診断・手術の内容、装具や運動制限、現在の痛み・腫れを伺います。歩行や階段などの困りごとに加え、許可された範囲で膝・股関節・足首の動きや筋力を確認します。経過に合わない痛みや腫れ、不安定感の増加がある場合は、医療機関での再評価をご案内します。

【ステップ1】緩める:周囲のこわばりを調整する

膝をかばう生活や固定によって、周囲の筋肉にこわばりが生じる場合があります。損傷部を保護しながら、状態に合わせた施術で周囲の緊張に対応します。強い刺激や、脛骨を後ろへ押すような操作は避けます。

CHANGE鍼灸整骨院での膝周囲の施術の様子

【ステップ2】整える:許可された範囲で動きを取り戻す

担当医の指示に沿って膝の曲げ伸ばしを進め、股関節や足首の動き、立ち方・歩き方も確認します。早く深く曲げることを優先せず、痛みや腫れの反応を見ながら段階的に取り組みます。

【ステップ3】鍛える:生活・スポーツに必要な力をつける

太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)など、膝を支える筋力を段階的に高めます。後十字靭帯にかかる負担を考慮し、運動の種類・膝の角度・負荷・回数を調整します。受傷・手術後の早い時期には、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)を強く使う運動や、深くしゃがむ動作などを制限する場合があります。

日常生活への復帰を目指す方には歩行や階段、スポーツ復帰を目指す方には競技に必要な動作へと進めます。痛みが減ったことだけで復帰を判断せず、担当医の許可に加えて、腫れ・筋力・動作の安定性などを確認します。ご自宅で行う運動と控える動作も具体的にお伝えします。

後十字靭帯損傷後の動きや運動再開でお困りの方へ

「階段で膝が気になる」「運動を再開したいが、何から始めればよいか分からない」など、現在のお悩みをお聞かせください。身体の状態と医師の指示を踏まえ、施術と運動の進め方をご説明します。

初回施術:5,000円/約70分・完全予約制

下のボタンから公式LINEを友だち追加し、「お名前・お悩み・希望日時」をお送りください。後十字靭帯損傷と診断されている方は、受傷・手術の時期と、現在の運動制限も分かる範囲でお知らせください。当院からの予約確定のご案内で、ご予約完了です。

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参考情報

東京逓信病院「後十字靭帯損傷とその治療」
米国整形外科学会(AAOS)「Posterior Cruciate Ligament Injuries」
米国リハビリテーション医学会(AAPM&R)「Posterior Cruciate Ligament (PCL) Injuries」