膝の痛みといっても原因や症状など様々あります。
痛みから推測される部位ごとの疾患名について説明しています。
現在、膝痛でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
膝の内側の痛み
膝の内側の痛みは起こりやすく、誰でも一度は自覚するかと思います。
その原因として、膝は股関節と足関節の間にあり影響を受けやすく、膝の内側には筋肉があまり付着せず動きの制御になるものがなく、腱や靭帯などしかないため、負担がかかり痛みが出現しやすくなっていると考えられています。
そのため、関節にかかるストレスを排除する必要があります。
変形膝関節症
鵞足炎
内側側副靱帯損傷
半月板損傷
伏在神経絞扼障害
膝の外側の痛み
膝の外側には強靭な靭帯や腱があり、あまり損傷することが少ないのですが、強い外力で損傷するスポーツ外傷やランニングのような繰り返しのストレスによるスポーツ障害が多く発生します。
腸脛靱帯炎
半月板損傷
外側側副靭帯損傷
膝の前面の痛み
膝の内側と並ぶ痛みが多く出現する部位です。
階段の上り下りやジャンプ動作などの膝関節に負荷がかかるような動きで負傷することが多いです。
そして、スポーツ外傷/障害で起こることが多く、繰り返し痛みが出現します。
カラダの使い方を修正しないと慢性化しやすく、特に根本原因療法が必要な部位です。
オスグッド・シュラッター病
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
膝蓋下脂肪体炎
前十字靭帯損傷
膝の後面の痛み
正座など膝を深く曲げると痛みが出やすい場所になります。
下記の疾患のみではなく、変形性膝関節症や半月板の関節内の損傷などでも起こりやすい部位です。